カリウムについて理解する

2023年12月21日

こんにちは
トレーニング×ピラティスの指導を行う自由が丘パーソナルジムNICOです。
今回はカリウムについてです。

 

1.カリウムとは


 

カリウムは体重1kgあたり約2g、体内に存在するミネラルです。細胞外液中にはナトリウムが多いですが、細胞内液中に一番多いイオンはカリウムです。(98%が細胞内液中に存在)
身体はこの濃度差を維持する為にATPのエネルギーを使ってナトリウムを細胞外にくみ出し、ナトリウムを細胞内に取り込んでいます。
このような働きによってカリウムの濃度勾配が作られ、細胞膜をはさんだ電気的な勾配が作られ、膜電位が生じています。細胞はこの膜電位を利用して様々な機能を果たしていますので、ATPのエネルギーがなくなると膜電位が生じなくなり、細胞機能が低下していきます。
カリウムは肉、魚、穀物、野菜、果物など多くの食物に含まれています。カリウムが多く含まれている物では柑橘類、バナナ、じゃがいも、トマト、杏子などがあります。

 

2.カリウム摂取に対する二つの影響


 

●血圧
高カリウム食が血圧を下げることは多くの研究で明らかになっています。例えば食塩摂取の文化を持っていない民族は代わりに多くのカリウムを摂取しています。加齢とともに上昇する血圧もそのような民族は上昇しません。また高血圧を予防する食事では果物や野菜、低脂肪乳製品を多く摂取することを勧めており、このような食事を心がけると血圧は低下しやすいです。
食事療法で高血圧を治療するときはナトリウムを制限します。しかし、ナトリウムの制限が難しい場合はカリウムの増量が簡単であり、受け入れやすいかもしれません。

●腎不全
余分なカリウムは毎日、腎臓から尿中に排泄されています。したがって重篤な腎不全になるとカリウムを排泄できなくなって高カリウム血症になることがあります。高カリウム血症がある腎不全の患者はカリウムの多い食事を減らす必要があります。
カリウムは多くの食品に含まれており、特に野菜や果物に多いです。野菜や果物はビタミンやミネラルといった栄養も多く含まれているので減らしすぎも微妙です。
野菜や果物を水にさらすことでカリウムの量を減らすことができるので調理は一工夫必要になってくるでしょう。

 

3.最後に


 

カリウムを積極的に取らないといけない人、気をつけて摂らないといけない人、様々なので自身の身体をしっかり理解して摂取していきましょう。

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