カフェインの効果を理解する

2023年11月11日

こんにちは
トレーニング×ピラティスの指導を行う自由が丘パーソナルジムNICOです。
今回はカフェインの効果についてです。

 

1.カフェインの病気に対する効果


 

以前にもブログでお伝えしましたが、カフェインは運動パフォーマンスを高める効果が望めます。特に効果が高いのが認知機能、注意力、正確性、スピードになります。またカフェインには副作用もあり、急性の血圧増加、心拍数の増加、睡眠障害、不安症、パニック症候群の悪化などがあることを忘れてはいけません。
しかしカフェインには運動パフォーマンスを高めるだけではなく様々な疾患のリスクを減少させる効果もありますので適度なカフェインの摂取は身体にとってプラスになります。

⚫︎リスク減の疾患一覧
・胆石
・腎結石
・パーキンソン病の発症、進行遅延
・大腸癌
・乳がん
・心血管症関連死亡率減
・癌死亡率減
※胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃癌、直腸癌には効果なし

 

2.どれくらい効果があるのか


 

カフェインが身体に対して様々な効果があることが証明されている研究が多い一方、カフェインの効果はあまりなかったという研究も多くあります。それはどのようなことが関係してくるのでしょうか?

⚫︎カフェインの効果を左右する要素
・年齢
・性別
・サーカディアンリズム
・遺伝子的要素
・カフェイン耐性
・腸内細菌叢
・摂取している薬など

上記のこれらのことが複雑に絡み合っており、効果を感じる方、感じにくい方がいると言われています。その中でも遺伝子的要素がかなり大きいということがわかってきております。
またカフェインを摂取する環境でも身体に対する効果は変わってきており、例えば暑熱環境での運動においてカフェイン摂取は深部体温制御を低下させ、身体パフォーマンスに悪影響を与えるのではとも言われていました。
2022年、競技者を対象に気温平均34度、湿度47%で持久系の運動を行い、パフォーマンスや深部体温を調査したメタ解析が出されました。結果は持久パフォーマンスを2%上昇、深部体温を1時間あたり0.1度高めるというポジティブな結果となりました。
こういった様々な要因によりカフェインの効果は変わってきてしまうので一概にカフェイン摂取=パフォーマンスが高まるといった過信は禁物と言えます。

 

3.最後に


 

カフェインは運動効果や健康増進に役立つ成分ということがわかりましたね。ただ必ずしも自分に当てはまるわけではないので、気休め程度に摂取していくことをおすすめします。

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