呼吸運動の仕組みを理解する

2023年09月20日

こんにちは
トレーニング×ピラティスの指導を行う自由が丘パーソナルジムNICOです。
今回は呼吸運動の仕組みについて
です。

 

1.呼吸運動とは


 

肺は自らの力では広げることができないので、横隔膜と外肋間筋の収縮によって胸腔を広げ、肺が受動的に広がることによって大気を受け入れ吸息を起こします。
これらの筋肉が弛緩すると胸郭はもとに戻り、肺は自らの弾性で縮み、呼息が生じます。安静時の呼吸は横隔膜と外肋間筋の収縮と弛緩による呼吸運動によって生じるので横隔膜と外肋間筋は呼吸筋と言われています。呼吸運動は肺胞気を入れ替えるための運動なので換気運動とも言われます。
健常者成人の安静時呼吸数は12〜20/分、新生児では40〜50/分、乳児30/分、幼児20/分以上になります。年齢が重なるとともに減少傾向になっていることがわかります。

 

2.呼吸に関与する筋肉


 

⚫︎横隔膜
横隔膜は胸腔と腹腔の境界にあるドーム状の横紋筋で腹式呼吸で働く呼吸筋です。胸郭下部の肋骨、肋軟骨と下部胸椎、上部腰椎から起こり、ドームの天井部分に腱があります。横隔膜が収縮するとドームの高さが低くなり、胸腔が広がり、肺が受動的に広がって吸息が起こります。(この時、腹腔内圧が高まり、お腹が出っ張ります)
横隔膜が弛緩するとドームが伸びてもとの高さに戻り、胸腔容積と肺が縮んで呼息が生じます。

⚫︎肋間筋
肋間筋は上下の肋骨に張られた骨格筋で内側に二層あります。外肋間筋が収縮すると斜めに位置した肋骨が水平に持ち上がり、胸腔が前後左右に広がり、肺が受動的に広がり吸息が起こり、外肋間筋が弛緩すると呼息が起こります。(胸式呼吸)

⚫︎補助呼吸筋

激しい運動中などで呼吸があらいときは、呼吸筋がさらに大きな呼吸運動を行うとともに補助呼吸筋である、頚部、胸部、腹部の筋肉も動員され、努力呼吸が行われます。吸気のときに使う呼吸補助筋は、大胸筋、脊柱起立筋群、胸鎖乳突筋、僧帽筋、斜角筋、肩甲挙筋があります。呼気の時は腹筋群を使います。これらの筋は呼吸筋に比べて効率が悪く、エネルギーも多く使うために消費する酸素量が多くなります。

 

3.最後に


 

呼吸は身体を整える上で一番大切になってくるエクササイズです。普段の呼吸が改善することで肩凝り、腰痛、イライラ、便秘などが改善されるケースもあるので是非実践してみてください!

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