エストロゲン(女性ホルモン)と乳がんについて理解する

2023年07月27日

こんにちは
女性のボディメイク・健康増進に特化した指導を行う自由が丘パーソナルジムNICOです。
今回はエストロゲン(女性ホルモン)と乳がんについて
です。

 

1.エストロゲンと乳がん


エストロゲン(女性ホルモン)は乳がんの増殖を促進し、プロゲステロン(女性ホルモン)はこれに拮抗して乳がんの発症を抑制します。日本では乳がんの発症が増加しており、この理由には欧米型の食生活の浸透によって、初経の早期化と閉経の遅延化が起こり、女性の血中エストロゲン濃度が高い期間が長くなったことが影響していると言われています。
また未産婦はエストロゲンの高い状態が長いので経産婦よりも乳がんの発症率が高い傾向があります。また閉経後も副腎皮質から微量の男性ホルモンの分泌は続いており、脂肪組織などのアロマテーゼによりエストロゲンに変換されることにより、肥満女性は乳がんの発症率は標準体型の方よりも高くなる可能性があります。

 

2.エストロゲン様物質に注意


 

女性の食事で注意したいのがエストロゲン様物質になります。エストロゲン様物質とはエストロゲンの構造が似たものであり身体の中で同じような作用をします。
エストロゲン様物質はこちらになります。

⚫︎大豆イソフラボン(ソイプロテイン、豆乳、納豆、豆腐など)
⚫︎ローヤルゼリー
⚫︎リグナン(穀物、ブロッコリー、大豆類など)

この中でも多くの方が摂取しているのが大豆イソフラボンになります。そして大豆イソフラボンは女性に良いとよく耳にすることから積極的に摂取している女性は多くいるはずです。
より詳しく説明すると大豆イソフラボンが自身の腸内細菌によってエクオールという物質に変換され、それが体内で女性ホルモンに似た働きをするのです。なので皆がイソフラボンの恩恵を受けれるわけでなく腸内細菌を持っている方だけがエクオールを産生することができます。日本人は約4割の方がエクオールを作り出せると言われていますが、それを知るには検査をする必要がありますので知りたい方は腸内細菌を調べるキットをご購入してみてください。
話しに戻るとエクオールを作り出せる方はエストロゲン+エストロゲン様物質により働きが非常に強くなり乳がんや子宮頸がんのリスクが高まる可能性がありますので、大豆製品を積極的に摂取している方は注意が必要です。

 

3.最後に


 

正しい栄養や運動の知識が身体を健康にしますし、間違ったやり方は不健康な身体へと導いてしまいます。沢山の情報をとれる時代だからこそ正しい情報の選択力が大切になってきますね。

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