2023年05月29日
こんにちは
女性のボディメイク・健康増進に特化した指導を行う自由が丘パーソナルジムNICOです。
今回は感覚器系の味覚について解説です。
1.味覚の役割と特徴
舌は消化器系に属し、口腔底にあって内部に強大な舌筋をもち、舌下神経の支配のもとに舌を動かして食物を混ぜ合わせ、嚥下運動をしています。舌は表面で味覚を感じる味覚器としても機能し、嗅覚と共に食べ物の美味しさを感じて食欲を増進させ、唾液や胃液の分泌を高めたり、腐敗した物や有害な物を判断して身を守る役割を担っています。味覚は順応が早く、濃い味(高塩分食)を摂り続けると普通の味を感じにくくなったり、様々な薬の摂取、亜鉛不足で味覚低下などの変化が起こります。
2.味覚器の仕組み
味覚の受容器を味蕾といい、舌の表面にある舌乳頭(有郭乳頭、茸状乳頭、葉状乳頭)の側面に位置しています。味蕾は、舌乳頭で最も数が多い糸状乳頭にはありません。味蕾は味覚を受容する味細胞が数十個集合して花つぼみのような形をし、舌全体で数千個あると言われています。
受容体は5つあると言われており、甘味、苦味、塩味、酸味、うま味に対応しております。味覚物質の刺激によって味細胞が電気的に興奮すると、電気信号が味細胞の底面に接続した神経線維を通って中枢へ送られます。
舌前2/3の味覚は顔面神経の枝、一般知覚(触覚、痛覚)は三叉神経Vによって中枢へ伝達、舌後ろ1/3の味覚と一般知覚は舌咽神経IXによって伝達されます。
3.最後に
感覚の役割を知る機会も少ないと思いますので、情報量は少ないのでしっかり読んでみてください!
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店舗名:パーソナルジムNICO自由が丘
住所:東京都世田谷区奥沢6-33-12 アスターハイツ303
最寄駅:東急東横線・東急大井町線「自由が丘駅」徒歩3分、東急大井町線「九品仏駅」徒歩7分、東急目黒線「奥沢駅」徒歩8分
営業時間:8:00-22:00
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この記事の監修者
中村 達也(なかむら たつや)
2015年パーソナルトレーナーとして活動開始。 一般人、芸能人、モデル、経営者など幅広く指導を行う。 2021年パーソナルジムNICO自由が丘をオープン。約1年で予約が一杯の状態となる。 2024年パーソナルジムNICO二子玉川をオープン。ジムトレーニング×ピラティスで理想の身体づくりをコンセプトにスタジオを運営。 現在も現場でのセッションを精力的に行い、お客様のフィットネスライフをサポートしている。 |
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