痛風と予防法について理解する

2024年02月06日

こんにちは!
トレーニング×ピラティスの指導を行う自由が丘パーソナルジムNICOです。
今回は痛風と栄養についてです。

 

1.痛風はなぜ起こるのか


 

痛風の原因となるのは血液中の尿酸が増えた高尿酸血症です。尿酸は細胞核に存在する核酸やATPなどが壊れてできたもので、体液中に溶けています。しかし尿酸が7.0mg/dl以上になると溶解することができなくなり、結晶を作って関節内などに析出します。この結晶を白血球が炎症を起こして強い痛みを生じるのが痛風です。痛風は足や膝の関節、足指の付け根によく起こります。
尿酸は通常、体内で1日700mgが産生されており、このうち500mgが尿や汗から排泄されます。この尿酸の産生が過剰になったり、排泄が低下したりして、産生量が排泄量を上回ると高尿酸血症となります。高尿酸血症は痛風だけでなく、尿路結石や腎臓障害などを起こします。
高尿酸血症や痛風患者の多くは、肥満、高脂血症、高血圧などの病態を合併しており、冠動脈疾患を発症します。
現在は成人男性の約20%が高尿酸血症と言われています。男性の方が女性よりもやや尿酸値が高いだけなのですが、痛風を発症するのは圧倒的に男性が多く、男女比は20:1以上と言われています。
以前は40〜50歳以降の人に多く発症しましたが、近年は若年化傾向であり、30歳代から発症する人も増えてきております。(遺伝的な要素もあり)

 

2.痛風を予防するには


 

高尿酸血症に対する食事療法は以前と大きく変わってきています。以前はプリン体の多いものを食べることが問題視されていましたが、尿酸は体内で合成される量が多いため、摂取量は大した問題でないことがわかってきました。最近ではプリン体を多く含む食品を食べても、尿酸値にほとんど影響しないと考えられています。では予防法はなにを実践したら良いのか?
それは一番に肥満の解消をすることになります。カロリーオーバーによって肥満になるとインスリン抵抗性が生じて尿酸の排出が低下し、高尿酸血症になるリスクが高まります。プリン体は肉類やレバーに多く含まれています。ちなみにビールはプリン体が多いと言われていますが、重量あたりからするとそれほどプリン体の多い食品ではありません。だからと言ってビールを沢山飲んでも大丈夫ということではなく、アルコールの分解はATPが使われるので尿酸が上がりやすくなります。ビールに限らずアルコールの摂取はほどほどにしたいですね。
あと、運動を取り入れることも非常に大切になります。エネルギー消費量が増えることだけでなくインスリンの感受性が高まったり、自律神経を安定させたりと、これらが乱れると肥満にも繋がってきますので食事管理、運動の習慣化はしっかりして痛風の予防をしていきましょう。

 

3.最後に


 

男性に多い痛風は女性からすると軽視しがちですがパートナーの方にも是非この知識を活かしてみてください。

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