1.運動で一番気をつけること

トレーニングで成果を出したいあまり、多くの方が気にすることは、トレーニングプログラム、頻度や回数、インターバルのとり方などが挙げられます。しかし、一番大切なことがトレーニングを継続する（土台の部分）ことになります。どんなに素晴らしいプログラムもハードなトレーニングも継続できなければ身体は変わることはなく、またやめてしまうと身体はもとに戻ってしまいます。その一番大切な「継続」を妨げるのが「怪我」になります。
怪我をしないことがトレーニングの成果を出す上で一番気をつけなければいけないことなのです！

2.怪我の対策

⚫︎正しいやり方で行う
こちらはトレーニングをする上で一番大切になってきます。基本的に筋トレ種目はすべて理にかなった動きになるので動作エラーや負荷設定を間違わなければ身体を痛めるということは極めて低いです。ただ、運動初心者の方は正しい動作や負荷設定がわからない方がほとんどなので最初はプロのトレーナーをつけてフォームの指導などをしてもらう方が怪我のリスクも少ないし、効果も出ます。逆に正しいやり方でできなければいつまで経っても身体は変わってきません。

⚫︎ウォーミングアップを行う
トレーニングにいきなり入ると正しい動きができなかったり、負荷がいきなりかかることで身体がびっくりして怪我に繋がります。今日行うトレーニングに対するウォーミングアップは必ず行いましょう。例えば下半身のトレーニングをする場合は股関節や足関節の動きや安定性を向上させるエクササイズを取り入れるなどしていきましょう。

⚫︎運動の間隔をあけすぎない
運動間隔をあいた状態で激しい運動をして身体を痛めたことがある方は多いのではないでしょうか？
普段から運動を習慣にすることで負荷によるストレス耐性も向上していき、強く怪我のない身体になってきます。できれば1週間に1〜2回30分以上は運動をする時間をつくることをおすすめします。

⚫︎適切な休養を取る
間隔をあけすぎない反面、トレーニングのやり過ぎ（オーバーワーク）も注意しましょう。運動をやり過ぎることで筋肉疲労、関節の負担など、身体に非常に大きな負担がかかります。とはいえこれはアスリートレベルの運動量の話になりますので週に3〜4回30分程度の運動量であればあまり気にする必要もありません。