子供と栄養について理解する(その1)

2023年08月31日

こんにちは
女性のボディメイク・健康増進に特化した指導を行う自由が丘パーソナルジムNICOです。
今回は子供と栄養について
です。

 

1.乳児と小児の栄養


 

●乳児
乳児は母乳かミルクでの栄養摂取により当然変わってきます。しかし、推定平均必要量や推奨量を決定するための臨床研究は乏しく、あくまでも目安の量になってきます。

●小児
こちらも乳児同様に食事摂取基準の臨床データが乏しく、あくまでもこれくらい摂取した方が良いと思うという目安の量になります。これ以上摂取すると身体に害が出るといった耐容上限量に関してもデータが少なく算出できないものが多いですが、多量に摂取しても健康障害が生じないわけではないので注意は必要です。

★参考データはこちら
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食事摂取基準の参照データ一覧

 

2.三大栄養素について


 

●タンパク質
小児(1〜17歳)の1日に必要なタンパク質量は体重1kgあたり0.6〜1.25g程度推奨されています。なお乳児期から離乳期のタンパク質摂取が多いと、乳児期の体重増加が大きいことや小児期のBMIが高くなることが報告されています。

●脂質
成人では飽和脂肪酸の摂取を減らすことで血清総コレステロール及びLDLコレステロールの低下、循環器疾患(高血圧、心疾患、脳血管疾患など)のリスクが低下すると報告が多いことから7%エネルギー以下という目標が設定されています。一方で乳児や小児期の飽和脂肪酸摂取による健康影響については充分なデータは存在していません。しかし、動脈硬化症が小児期に始まり、若年成人期に引き継がれ、中年以降に冠動脈疾患が発症することはよく知られています。

●炭水化物(糖質、食物繊維)
小児において頻度の高い健康被害として便秘があり、高食物繊維摂取による便秘改善の効果が期待できます。小児においてはその他の生活習慣病の発症や重症化の予防に食物繊維がどのように関与しているかの報告は乏しいです。

しかし、生活習慣病の発症には、長期間にわたる習慣的な栄養素摂取量が影響することからも、小児期の食習慣が成人後の循環器系疾患の発症に影響を与える可能性もあるので積極的に摂取したいです。3歳未満の子の1日の摂取目安は明らかになっておらず、3〜5歳で約8.5g/日、小学3年生で12g/日、中学2年生で15g/日になります。(男女で多少の差はあり)

 

3.最後に


 

食事は将来の身体に繋がります。当然食べることですぐ身体に表れることもありますが幼少期の食事の蓄積で大人になった時に重大な問題へと繋がることもありますので適度な食事管理は子供の時からちゃんとやっていきましょう。

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