2023年01月30日
こんにちは
女性のボディメイク・健康増進に特化した指導を行う自由が丘パーソナルジムNICOです。
今回は女性に多い手のトラブル(腱鞘炎とばね指)についてです。
手の痛みがあると日常生活ではかなり厄介になってきます。女性の方は特にケアには気をつけていかないといけないので是非最後までお読みください。
1.腱と腱鞘
腱鞘炎とは腱と腱鞘の炎症によって腫れや痛みを引き起こす疾患になります。腱は靭帯性腱鞘を通って手指や手首を動かしますが、使い過ぎると腱や腱鞘間の摩擦により炎症が起こります。
手首や手指には、腱や腱鞘が多く集まっており、腱鞘炎を起こしやすい構造になっています。
腱鞘炎の中でもよく診断されるのがばね指とドケルバン病になります。
2.ばね指・ドケルバン病
●ばね指
MP関節の手のひら側にある靭帯性腱鞘が通過障害を起こすことをばね指と言います。
主に親指、中指、薬指に多く発症します。腱周辺に炎症が起こり、指の付け根部分に腫れや痛みが現れます。慢性化すると腱が肥大したり、腱鞘が狭くなったりして、腱が腱鞘をスムーズに通ることができなくなります。更に症状が進行すると指が弾かれる弾発現象が起こります。
指の使い過ぎ(パソコン作業や包丁作業)、更年期や妊娠出産に伴うホルモンバランスの変化で発症しやすいです。また透析患者や糖尿病患者に併発することもあります。
●ドケルバン病
手首母指側の腱と靭帯性腱鞘に腫れや痛みが起こる腱鞘炎の一つです。長母指外転筋腱と短母指伸筋腱が第一腱区間で炎症を起こして、スムーズな動きができなくなります。
ばね指と同様に、指の使い過ぎ(パソコン作業や包丁作業)、更年期や妊娠出産に伴うホルモンバランスの変化で発症しやすいです。
3.NICOでは腱鞘炎の対処も可能
パーソナルジムNICO自由が丘では腱鞘炎への適切なアプローチもおこなっています。
スマートツールという金属ツールを使い、腱や靭帯への改善アプローチが可能、更に食事療法により、ホルモンバランスの変化に対処していく指導もおこないます。
私の経験上、特に40代以降の女性の方や出産された女性の方が手のトラブルが多い印象です。実際に年間数名の女性のお客様は腱鞘炎やばね指になることがありますので対処経験は豊富です。
4.最後に
今回は腱鞘炎とばね指についての解説でした。
手の使い過ぎでなる方よりも圧倒的に女性のホルモンバランス変化で発症する疾患だと個人的には思います。手が痛くなったらすぐに対処していくことをオススメします。
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店舗名:パーソナルジムNICO自由が丘
住所:東京都世田谷区奥沢6-33-12 アスターハイツ303
最寄駅:東急東横線・東急大井町線「自由が丘駅」徒歩3分、東急大井町線「九品仏駅」徒歩7分、東急目黒線「奥沢駅」徒歩8分
営業時間:8:00-22:00
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この記事の監修者
中村 達也(なかむら たつや)
2015年パーソナルトレーナーとして活動開始。 一般人、芸能人、モデル、経営者など幅広く指導を行う。 2021年パーソナルジムNICO自由が丘をオープン。約1年で予約が一杯の状態となる。 2024年パーソナルジムNICO二子玉川をオープン。ジムトレーニング×ピラティスで理想の身体づくりをコンセプトにスタジオを運営。 現在も現場でのセッションを精力的に行い、お客様のフィットネスライフをサポートしている。 |
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