栄養不良と感染症の関係

2023年10月09日

こんにちは
トレーニング×ピラティスの指導を行う自由が丘パーソナルジムNICOです。
今回は栄養不良と感染症の関係について
です。

 

1.栄養不良と傷治癒の関係


 

現在日本では一般社会での栄養不良はかなり少なくなりましたが、入院患者や高齢者には多く見られます。病気になると代謝が亢進し、食欲が減少し、摂取量が減少してしまうので栄養不良が進んでいくからです。栄養不良になると、まず傷が治りにくくなることがわかっています。昔では床ずれや手術後の回復でタンパク質摂取量が不足している方は回復がかなり遅くなっていたと昔から言われています。

 

2.栄養不良と感染症の関係


 

栄養不良になると感染症にかかりやすくなることも知られています。低栄養状態の人に手術をすると感染症などの別の病気が起こる合併症が発症しやすくなります。感染症にかかると栄養状態が悪くなり、栄養状態が悪いと感染症にかかりやすくなる相互の関係があります。昔の記録を見ると飢饉の後は風邪などにかかって死亡する人が増えています。また結核は昭和の初期まで日本で一番の死亡原因だったそうです。
感染症との因果関係について、最初に明らかになった栄養素はビタミンAでした。20世紀に入ってロンドンで麻疹が大流行してその時多くの子供が死亡しましたが、ビタミンAを与えることで死亡率は低下しました。ビタミンAは抗感染ビタミンとして知られるようになりました。感染に対抗するのは粘膜の免疫能であり、ビタミンAはこれを維持するために重要は働きをしています。それ以降、子供達が食べる学校給食などにはビタミンAを多く含む食事が強化されています。
他にはHIV(ヒト免疫不全ウイルス)と栄養とのデータもありまして、HIVに感染している妊婦にマルチビタミンを投与することでエイズの進行を遅らせたり、ビタミンAを投与することでHIVに感染した就学前児童の死亡率を46%減少させたものもあります。

 

3.最後に



これから季節も変わっていき、体調を崩す方も増える時期になりますが、普段の食生活をちゃんと意識して体内の栄養状態を良くするためにも、食事の量、質、ストレス、腸内環境などに注意しましょう!

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