2022年06月09日
こんにちは
自由が丘パーソナルジムNICOです。
多くの方が試したことがある「糖質制限」
個人的にはおすすめしないダイエット法ですし、ほとんどの方が間違ったやり方をしています。
この記事では正しい糖質制限のやり方をお伝えするのではなく、糖質の基本的な知識や糖質制限のダイエット効果などをお伝えします。
1.糖質とは
皆さんは炭水化物と糖質の違いを理解していますか?
炭水化物とは糖質+食物繊維のことを言います。
糖質は1gあたり約4kcalあります。
食物繊維は腸内環境を整えることや便通の調子にも影響するのは有名な話ですね。
糖質は筋肉や肝臓にグリコーゲンとして貯蔵され、身体のエネルギー源となります。
勉強や運動をするにおいて糖質のエネルギーは非常に重要になります。
しかし、近年は運動習慣の激減などにより糖の消費量が減る一方、食事面では糖質や脂質過多の方が多いので糖尿病などの生活習慣病が増えています。
2.糖質制限のダイエット効果
糖質を制限したグループとカロリー制限をしたグループで体重などの落ち幅を調べたところ、短期的に見ると糖質制限グループの方が早く体重が落ちたのですが、一年間という長期で見たら落ち幅の優位差はなかったという研究があります。
糖質は水分とくっついて身体に吸収されるので、糖質制限をすると身体の水分も減ります。
なので始めた当初は1週間で2〜3kg程、体重が落ちるのも珍しくありません。
しかし、体脂肪は1kgあたり、約7200kcalありますので1週間や2週間で落とすのは現実的ではありません。(男性がフルマラソン2回走っても7200kcal消費しない)
このことからも糖質制限によって序盤に落ちる体重の殆どが水分と言えます。
体脂肪を落として痩せるということはどのダイエット法も数ヶ月程度の期間は必要になってきます。
3.ほとんどの方がやっている糖質制限
ダイエットしている多くの人が夜だけお米を食べないといった食事をされています。
これは結論から言うと糖質制限になっていなく、カロリー制限となっています。
糖質制限の本来のやり方はまた別記事でご紹介しますが、簡単に説明すると、糖質制限は身体から糖を抜き、脂質をエネルギー源にするダイエット法です。
なので、朝や昼に糖質を摂取すれば、身体から糖が抜けることもなく、当然メインのエネルギー源は糖質になりますので、糖質制限ダイエットとはならず、単純に夜糖質を抜いた分のカロリーが減るだけのカロリー制限ダイエットとなるのです。(結果、糖質を抜かなくても全体的な量を調整すればOK)
上記でも述べたようにカロリー制限も糖質制限も長期的にみたら体重の減少に差はないのでデメリットから考えると適度なカロリー制限が身体に負担なくできるでしょう。
4.最後に
ボディメイクのコンテストや競技の試合で減量が必要な場合(ボクシングなど)を除いて、過度な食事法によるダイエットは禁物です。
早く痩せたい、結果を出したいお気持ちはわかります。
しかし、健康を害しすこと、リバウンドをしてしまうダイエットに意味はありません。
近年ではあらゆる情報が簡単に手に入ってしまうからこそ、ちゃんとした指導者から正しい情報を得てダイエットしていきましょう!
➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖
店舗名:パーソナルジムNICO自由が丘
住所:東京都世田谷区奥沢6-33-12 アスターハイツ303
最寄駅:東急東横線・東急大井町線「自由が丘駅」徒歩3分、東急大井町線「九品仏駅」徒歩7分、東急目黒線「奥沢駅」徒歩8分
営業時間:8:00-22:00
完全個室プライベートジム
➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖
★パーソナルジム NICO自由が丘 HPやSNSはこちら
▼▼▼
この記事の監修者
中村 達也(なかむら たつや)
2015年パーソナルトレーナーとして活動開始。 一般人、芸能人、モデル、経営者など幅広く指導を行う。 2021年パーソナルジムNICO自由が丘をオープン。約1年で予約が一杯の状態となる。 2024年パーソナルジムNICO二子玉川をオープン。ジムトレーニング×ピラティスで理想の身体づくりをコンセプトにスタジオを運営。 現在も現場でのセッションを精力的に行い、お客様のフィットネスライフをサポートしている。 |
«前へ「筋トレと糖化」 | 「スポーツドリンクの選び方」次へ»