1.精度の高いトレーニング内容

野球を普段見ない方でも知っている世界のスーパースター、大谷翔平選手！
メジャーリーグでもフィジカルモンスターであり、球速、飛距離共に世界トップクラスと言えます。（2023年のホームランの飛距離ランキングでは1位）
日本人の彼が欧米人と対等、それ以上のパフォーマンスを発揮している背景には当然ウエイトトレーニングをしていますがそのトレーニング内容の精度は動画を見る限りかなり素晴らしです。
気になる方はYouTubeで大谷選手のトレーニング動画が沢山載っていますので見てください！

2.トレーニングのここがすごい

●フォームがすごく綺麗
トレーニングの内容はスクワットやデッドリフト、ベンチプレスといった基本的な種目をベースにしている印象です。アスリートの中にはバランスボールやケトルベルなどファンクショナルなトレーニングを選択する方も多いですが、大谷選手は基本となる種目を選んでフォームを重視したトレーニングをしております。それでもデッドリフトは200kg以上、スクワットも200kg近く持っているのでさすがというしかありません。

●股関節の使い方が上手い
下肢のトレーニングは股関節の使い方が一番大切になってきます。それだけ股関節は大きなパワーを生み出します。スクワット、デッドリフト、ランジをするにあたってヒップヒンジの動作が非常に素晴らしく、体幹も丸まらずに安定したフォームで行っています。これだけの球速、飛距離を出せるのも納得の身体の使い方です。

●腹圧のかけ方が上手い
先ほどにも述べたように扱う重量が非常に高重量となります。トレーニングをしている方の多くが重さを持つにあたって腰を痛めないよう、腹圧がしっかりかかるようにトレーニングベルトを使用します。しかし、大谷選手はトレーニングベルトを使用している動画はなく、すべて自らの腹圧のコントロールのみでトレーニングをしています。200kg近いウエイトをベルトなしで扱うことは普段トレーニングしている人達でもビックリします。それくらい腹圧のコントロール、体幹の強さが常人離れしていると言えます。