1.何をしたらいいかわからない方へ

ここ近年24時間ジムが急激に増え、それと同時に大手フィットネスクラブも24時間営業を始めたり、価格を抑えたプランを出すようになりました。そしてジム通いをされる方もかなり増えているかと思います。しかし、継続率が高くなっているわけではないのでフィットネス人口は昔とそこまで変わらないと言われています。フィットネスクラブに通われる方の約8〜9割は半年でフェイドアウトすると言われ中々厳しい状況です。
続かない多くの方の悩みが何をしたらいいかわからないということであり、最終的に有酸素マシンだけでつまらなくなって辞めるというパターンが多いです。
そのような悩みを持たれている方は基本的にはパーソナルトレーニングを受けることを推奨していますが、今回は自分一人でやるならとりあえずこのトレーニング！をご紹介します。

2.ビッグ6をやれ！

●ベンチプレス
言わずと知れた筋トレの代表種目になります。主に大胸筋、上腕三頭筋を鍛えることができる種目ですが、肩関節の安定性も向上しますので、肩の障害予防にもなります。

●スクワット
キングオブエクササイズになります。下肢全体と体幹部のトレーニングになりますのでどんな目的の方でも必ず取り入れたい種目になります。

●デッドリフト
BIG3種目の一つですがスクワットやベンチプレス程、メニューに取り入れる方は少ない印象です。スクワットと同じ下肢のトレーニングですが、大臀筋やハムストリングに強力な刺激を入れることができ、ヒップアップ効果も期待できます。

●プルアップ（懸垂）
筋トレBIG3(ベンチプレス、スクワット、デッドリフト)は全身を鍛える優れた種目ですが、唯一大きな筋肉で鍛えれないのが広背筋と三角筋(中、後部)です。プルアップは広背筋を鍛える上で一番優れたトレーニングになります。また補助筋群で上腕二頭筋や体幹筋、肩関節・胸郭の安定化向上にも繋がります。必ず取り入れたいトレーニングですが、難易度も高いので難しい場合はラットプルダウンで代用しましょう。

●オーバーヘッドプレス（立位）
筋トレBIG3で鍛えることができない三角筋(中、後部)のトレーニングです。立位で行うことにより、不安定性が増すのでより三角筋の筋活動を高めることができま。また筋肉を強化するだけでなく、肩関節周囲の機能改善にも繋がるので怪我の予防にもなります。

●ランジウォーク
スクワットやデッドリフトと同様、下肢のトレーニングになりますが、片脚で行うという違いがあります。日常生活での歩行や走行動作に近くなることや片足での保持機能も向上しますので積極的に取り入れたい種目になります。