2023年07月06日

運動

こんにちは
女性のボディメイク・健康増進に特化した指導を行う自由が丘パーソナルジムNICOです。
今回は今ニュースでも話題のパーソナルトレーニングで多発する事故についてです。

1.パーソナルジムで起こっている事故

ダイエットや筋力アップなどを目的にトレーナーからマンツーマンで指導を受けるパーソナルトレーニングで重症などを負う事故が増えているというニュースが最近ありました。
今後は国レベルで調査もしていくという方向らしいです。ではどのような事故が実際に指導中に起こっているのでしょうか。

●重たいバーベルを「メンタルの問題だ」と無理やり持たされ、肩の腱を痛める。リハビリに8ヶ月以上。
●キツいスクワットをさせられ、内腿に痛み。歩行が困難になり、日常生活もままならない。
●糖質制限を指示され、上半身に湿疹が出た。茶色いアザのような痕が残っている。

今回のニュースではこのようなことが挙げられていました。2017年4月から昨年2月までの相談件数は計105件あり、相談者の約9割は女性でした。内訳は神経・脊髄の損傷と筋肉・腱けんの損傷が各21件で、骨折も7件ありました。4人に1人は治療に1か月以上かかる重傷でした。一方、消費者庁が把握した昨年の事故件数は50件を超え、過去最多という結果になっています。同文の専門家による考察では「資格不要で誰でもトレーナーを名乗れる。医学や栄養学を学ばず指導するケースも多く、知識不足がけがを招いている」と指摘しており、高額なセッション料金を支払うことで利用者が元を取らなければと痛みを我慢してトレーニングを続け、症状を悪化させることもあるといいいます。
※ニュース内容を一部抜粋

2.個人的な見解

今回のパーソナルトレーニングの事故について個人的な意見をお伝えするとこの二つが大きいかと思います。

●トレーナーの注意力不足
●カウンセリング不足（お客様のコンディション、既往歴、目的など）

知識や経験不足と言う方も多いですが、トレーナーを始めた時なんてみんな知識や経験は不足しています。なら全てのトレーナーがお客様を大怪我させてきたかというとそうではないはずです。（ましてや骨折や肉離れなんて論外です）
お客様との距離が近すぎるとトレーニングを追い込み過ぎたり、無茶をやらせるトレーナーも過去に見てきました。
またカウンセリング適当にやったり、やってなかったりして、お客様の情報をしっかり把握することなくトレーニングを進めてしまうとこのようなことが起きる場合もあります。お客様の目的、可動域、アライメント、既往歴、当日の体調など毎回ちゃんと把握するのはもはや当たり前です。
この二つが乏しいともはや指導以前の問題になります。

3.最後に

これからジムを探される方は、しっかりトレーナーを見極める能力が必要になります。不安な方はまず体験トレーニングを受けてしっかりとトレーナーと話し合った上で判断することが大切です。
ただ皆さんにも一つ言いたいのは、今回の事故を起こすのはほんの一部のトレーナーであり、ちゃんとした指導を行うトレーナーの方が沢山いますのであまり構え過ぎずにトレーニングライフを送っていただきたいです。

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店舗名：パーソナルジムNICO自由が丘

住所：東京都世田谷区奥沢6-33-12 アスターハイツ303

最寄駅：東急東横線・東急大井町線「自由が丘駅」徒歩3分、東急大井町線「九品仏駅」徒歩7分、東急目黒線「奥沢駅」徒歩8分

営業時間：8:00-22:00

女性のボディメイク・健康増進に特化した指導

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この記事の監修者

中村達也（なかむらたつや）

2015年パーソナルトレーナーとして活動開始。
一般人、芸能人、モデル、経営者など幅広く指導を行う。
2021年パーソナルジムNICO自由が丘をオープン。約1年で予約が一杯の状態となる。
2024年パーソナルジムNICO二子玉川をオープン。ジムトレーニング×ピラティスで理想の身体づくりをコンセプトにスタジオを運営。
現在も現場でのセッションを精力的に行い、お客様のフィットネスライフをサポートしている。

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