2023年04月16日
こんにちは
女性のボディメイク・健康増進に特化した指導を行う自由が丘パーソナルジムNICOです。
今回はプッシュアップ(腕立て伏せ)の重要性についてのお話です。
1.プッシュアップの必要性
発育発達の過程で赤ちゃんは仰向け、うつ伏せ、四つ這い、直立となっていきます。最初の段階では下肢の機能というよりは胸郭肩甲帯が機能して、骨盤など(下肢)の機能が高まって直立までできるようになります。ということは上肢の筋力、頭部、胸郭肩甲帯の安定性は下肢のパフォーマンスにも繋がるということになり、歩行動作、立ち姿勢にも影響を与えます。単純に大胸筋をトレーニングするということ以外にも非常に重要だということがわかります。
プッシュアップと比較されるのがベンチ台に仰向けになって行う、ベンチプレスやダンベルプレスになりますが、運動連鎖(OKC、CKC)の違いや使われる筋群も若干異なってくるので効果も全然違ってきます。日常生活や競技パフォーマンスを高めるという視点ではベンチプレス系よりもプシュアップの方が優先順位は高いと個人的には考えています。
神経システムの機能低下に起因するアライメント不良の結果、弱化しやすい筋肉がこちらになります。
●体幹(腹直筋下部、腹横筋、内・外腹斜筋、前鋸筋、肋間筋、多裂筋、骨盤底筋群)
●上肢(僧帽筋下部、上腕三頭筋、肩甲下筋、棘上筋、棘下筋、手根伸筋、指伸筋)
●下肢(ハムストリング、内転筋群、大臀筋、中臀筋、内側広筋、前脛骨筋)
上記の体幹筋群や上肢筋群のほとんどを鍛えることができるのプッシュアップであり、筋力強化だけでなく機能改善にも非常に有効なトレーニングです!
2.実際に行う際
では実際にプッシュアップをしていくのですが、女性は男性に比べて上半身の筋力が弱い方が多いのでいきなりプッシュアップをすることができない方も多いと思います。できない方は膝をついておこなったり、ステップ台で腕のセットポジションを変えたりと強度の工夫は必要になります。
またプッシュアップを行なう前の予備動作として肘たて、四つ這いエクササイズ、セラタスプッシュなどのトレーニングがしっかりできることが腕立て伏せが正しくできる前提になります。
3.最後に
プッシュアップが大切な種目ということがわかったと思います。
これらを理解することでトレーニング一つ一つがより意味のある物だと認知できるのでただ腕立てをやるだけではなく腕立ての理解を深めていきましょう。
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店舗名:パーソナルジムNICO自由が丘
住所:東京都世田谷区奥沢6-33-12 アスターハイツ303
最寄駅:東急東横線・東急大井町線「自由が丘駅」徒歩3分、東急大井町線「九品仏駅」徒歩7分、東急目黒線「奥沢駅」徒歩8分
営業時間:8:00-22:00
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この記事の監修者
中村 達也(なかむら たつや)
2015年パーソナルトレーナーとして活動開始。 一般人、芸能人、モデル、経営者など幅広く指導を行う。 2021年パーソナルジムNICO自由が丘をオープン。約1年で予約が一杯の状態となる。 2024年パーソナルジムNICO二子玉川をオープン。ジムトレーニング×ピラティスで理想の身体づくりをコンセプトにスタジオを運営。 現在も現場でのセッションを精力的に行い、お客様のフィットネスライフをサポートしている。 |
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