股関節痛が発症しやすい組織(前面痛)

2022年11月22日

こんにちは
自由が丘パーソナルジムNICOです。

加齢に伴って起きてくる身体の痛みに股関節痛が存在します。
股関節痛は発症すると場合によっては歩行も困難な箇所になります。

今回は股関節痛(前面痛)が発症しやすい組織を解説していきます。

 

1.股関節痛の診断


 

股関節痛の診断名で多いのが

 

・臼蓋形成不全

・変形性股関節症

・鼠蹊部痛症候群

 

しかしこの診断名では痛い組織を示していないので原因がどこなのかわかりません。
痛みを改善していく上で大切なのが、どこの組織が原因で痛みが生じているのかを知る必要があります。
そしてその痛みの原因箇所を見つけるのが現在のパーソナルトレーナーにも必要な力だと思っています。

 

2.前面の股関節痛


 

前面の股関節痛に多いのがこちら
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・大腿直筋反回頭

内転位荷重だと関節上方に付着する組織がすべて伸張ストレスが加わる。

 

・腸腰筋

腸腰筋が過緊張すると骨盤後傾または骨盤前方位で股関節屈曲モーメントが過剰になり、疼痛を起こしやすい。

 

・iliocapsularis muscle

 

内側の股関節痛に多いのがこちら

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・恥骨筋

骨盤後傾と股関節内転モーメントが過剰な状況で疼痛が起こりやすい。

 

・外閉鎖筋

股関節外転+内旋で緊張する。

 

・内転筋群(恥骨筋、短内転筋、長内転筋、大内転筋、薄筋)
内転筋が過緊張になっている場合は股関節内転モーメントが過剰な場合、疼痛が起きる。

 

・閉鎖神経障害

閉鎖神経障害は外閉鎖筋との関連があることが多い

 

3.最後に


 

今回の記事は専門家向けの内容でしたがいかがでしたか?
重度の股関節痛だとオペをする可能性も高いので、中々パーソナルジムで痛みを改善とはいきませんが、軽度であればストレッチや徒手療法と機能改善エクササイズで痛みを改善することは充分に可能です。
NICO自由が丘では身体を整えることにフォーカスを当てて、プログラムを組んでいきます。
身体の痛みについてもお気軽にご相談ください!

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この記事の監修者

中村 達也(なかむら たつや)

中村 達也
2015年パーソナルトレーナーとして活動開始。
一般人、芸能人、モデル、経営者など幅広く指導を行う。
2021年パーソナルジムNICO自由が丘をオープン。約1年で予約が一杯の状態となる。
2024年パーソナルジムNICO二子玉川をオープン。ジムトレーニング×ピラティスで理想の身体づくりをコンセプトにスタジオを運営。
現在も現場でのセッションを精力的に行い、お客様のフィットネスライフをサポートしている。

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