デスクワークされる方の手の痺れ

2022年10月04日

こんにちは

自由が丘パーソナルジムです。

デスクワークをされている方で手の痺れを発症される方は少なくありません。

そして症状の中でも一番多いと思われるのが胸郭出口症候群です。

この胸郭出口症候群が何なのかをご説明致します。仕事中に手や指先が痺れてくる方は必見です。

 

1.胸郭出口の構造・機能


 

頸部から肩、上肢に向かう神経を腕神経叢と言います。

腕神経叢は、頚神経C5~C8と胸神経T1の前枝によって構成され、神経は頸部から腋窩(わき)まで達します。

上腕や前腕、手を支配する主要な神経は、腋窩で腕神経叢から分岐するように起こります。

 

●腕神経叢が圧迫されやすい箇所

・斜角筋三角部(前斜角筋、中斜角筋)

斜角筋三角部は前斜角筋、中斜角筋、第一肋骨で構成され腕神経叢に加え、鎖骨下動脈を通過します。

作用は第一肋骨の挙上、頸部屈曲、同側側屈になります。

 

・肋鎖間隙

肋鎖間隙は、読んで字の通り、鎖骨と肋骨で構成される空間です。

肋鎖間隙では、腕神経叢、鎖骨下動脈、鎖骨下静脈を通過します。

 

・小胸筋下間隙

小胸筋下間隙は小胸筋と肋骨で構成されている空間です。

小胸筋下間隙では、腋窩動静脈、腕神経叢とともに通過します。

 

2.症状と原因


 

主な症状は頭部から上肢にかけての痺れや痛みです。

症状が強い方は、握力が低下したり、冷感、頭痛、めまい、手指のむくみを生じます。洗濯物を干す時や重い物を持つ時など、肩甲帯や上肢に負担がかかる時に誘発するケースが多いです。

胸郭出口症候群は、様々な病態を含むので、原因は多々あります。

先天性の場合は生まれながらに前・中斜角筋が大きい場合や第7頚椎の横突起が発達して神経に触れていたり、第1肋骨に変形があるなどがあります。

後天性の場合は日常的な姿勢不良、長時間のデスクワークだったり、事故などの後遺症もあったりします。

 

●原因

・姿勢不良

・頸部、肩甲帯のタイトネス

・胸椎可動性低下

・頸部、肩甲骨周囲の筋力低下

 

3.ケアと再発予防


 

胸郭出口症候群を誘発する方の多くが、日常的に長時間のパソコン作業をされている方です。

なので普段の座り姿勢は極力、姿勢に気をつけていく必要があります。

しかし、それだけで改善をしていくのは中々、難しいです。何故なら、長時間も姿勢を意識したり、維持することは多くの方ができません。

過緊張や短縮しやすい筋の柔軟性を改善する為に、セルフでできるエクササイズやストレッチを行うことが効率的だと言えます。

どのエクササイズを取り入れた方が良いかは人によって様々なので先ずは専門の方に診てもらうことをオススメします!

 

4.最後に


いかがでしたか?

胸郭出口症候群は加齢でなるような症状ではなく、20代や30代の若めの方でも沢山います。

日頃からの運動やケアをちゃんと行い、様々な障害の予防をしましょう!

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