テニス肘を理解する

2023年01月29日

こんにちは

女性のボディメイク・健康増進に特化した指導を行う自由が丘パーソナルジムNICOです。

今回はテニス肘についての解説です。

テニスやゴルフを趣味でやられる方は是非最後までお読みください!

 

1.肘関節の構造と機能


 

肘関節は上腕骨と橈骨、尺骨で構成される複合関節です。上腕骨と橈骨を腕橈関節、上腕骨と尺骨を腕尺関節と言い、関節の運動は肘関節の屈曲と伸展です。橈骨と尺骨で構成された上橈尺関節は前腕の回内と回外になります。

短橈側手根伸筋はラケットを持った状態での前腕の回内と回外をする際に手関節を安定させる役割を担っています。

 

2.症状と原因


 

テニス肘の主な症状は、上腕骨外側上顆周辺の痛みになります。場合によっては、痛みが肘の広報や前部にまであることもあります。片手で物を持ち上げようとした時に痛みが発症し、重度になると夜間痛が発症するケースもあります。

バックハンドストロークを頻繁に繰り返すことで、上腕骨外側上顆に付着する手関節背屈筋群に負担がかかり、テニス肘の症状は発症しやすいです。手関節背屈筋群の中でも、特に短橈側手根筋群が痛みの発生源であるとされています。

また胸椎や胸郭、肩関節、肩甲帯などの可動性が低下やラケットの握り方やフォーム不良によっても発症のリスクは高まります。

 

●原因

・肘関節周囲筋のタイトネス、関節可動域制限

・肘や手関節周囲筋のアンバランス

・肩甲骨周囲筋のアンバランス

・グリップの握り方

・ストロークフォーム不良

 

3.ケア・運動指導


 

痛みが強い期間は炎症を鎮静化させる必要があるので、プレー自体をお休みしましょう。

日常生活では、手関節背屈筋群が収縮する動作は極力避けたいところです。手、肘関節周囲の筋アンバランスやフォーム不良の改善と再発防止のトレーニングやケアをしっかり行いましょう。

 

●炎症の緩和(プレーの休止、アイシング)

●前腕筋群の柔軟性改善(短橈側手根伸筋のセルフマッサージ)

●前腕筋群の機能改善(筋力トレーニング)

●肩、肩甲骨周囲の筋バランス改善

 

4.最後に


 

テニス肘について少しは理解できましたか?

外側上顆炎になる方は珍しくありませんし、テニスをされていない方もなる場合があります。

痛みが出たらすぐに病院に行くというよりもこのような知識があれば、自分でも多少の対処はできると思いますので是非参考にしてみてください。

パーソナルジムNICOではどのようなお客様でも対応できるように幅広い分野でしっかり学んでいっておりますので、身体に痛みがある方でも安心して通っていただけます。

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