2023年06月01日
こんにちは
女性のボディメイク・健康増進に特化した指導を行う自由が丘パーソナルジムNICOです。
今回は満腹と空腹を調整する仕組みについて解説です。
1.摂食中枢と満腹中枢
お腹が空いて食べようとする行為、食事をすることでお腹が一杯になり食事をやめる行為は脳の視床下部にある食欲中枢のコントロールによるものになります。
食欲中枢には空腹感を起こして食べることを促す摂食中枢と、満腹感を起こして食事をやめる満腹中枢があります。摂食中枢は血糖値の低下、脂肪酸濃度の上昇などで刺激され、満腹中枢は血糖値の上昇、血中レプチンの上昇、脂肪酸濃度の低下で刺激されます。このことから一方が上昇するともう一方が抑制されるという、お互いにシーソーのような関係にあります。
2.食欲中枢を刺激するもの
食欲中枢を刺激するのは主に血液のブドウ糖濃度(血糖値)になります。食事をして血糖値が上がると、視床下部にあるセンサーがこれを感知し、満腹中枢が刺激されて満腹感が生じ、摂食中枢は抑制されます。食事後、時間が経ち血糖値が下がってくると、摂食中枢が刺激され空腹感が起き、満腹中枢は抑制されます。
このことからわかるように食欲をコントロールするには血糖コントロールが必要になります。高糖質食を摂取すると血糖値は急上昇し、すぐに満腹感は感じやすいですが、血糖値が急降下するタイミングで食欲が増進するので注意が必要です。
3.最後に
これからの季節、ダイエットをする方も多いので食欲をしっかりコントロールしていきましょう!
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