1.オルトレキシアとは

オルトレキシアとは健康的な食事以外、信じることができない摂食障害のことを言います。不健康な食べ物（ファストフードやコンビニなど）を摂取することで過剰な不安を抱き、罪悪感を持ったり、嘔吐してしまう場合もあると言われています。極端な食の偏りがあると結果的に栄養不足となり、身体に様々な悪影響を及ぼします。一般的な摂食障害との違いはカロリーではなく、質に異常なまでに執着してしまうことです。
そしてこの摂食障害の一番のポイントは本来は身体に悪いとされる物を我慢して健康食を選んでいるということです。本当は「ケーキを食べたい」「唐揚げを食べたい」でも身体に悪いから食べたくない、ストレスを感じていればオルトレキシアという症状に当てはまります。
グルテン、カゼイン、添加物、精製糖、動物性食品など、ダメという思考が強くなり、他人にも影響を与え社会的に孤立するおそれもあります。

2.食事をする上で大切な意識

食事をする上で添加物やグルテン、カゼイン、農薬など確かに気にする必要はあります。そしてこれらが発がん性のリスクを高めること、あらゆる病気のトリガーになってくることは紛れもない事実なのです。
しかし、我々人間の身体にはそれらから守る機能も備わっています。ですので大切な意識は7〜8割程度で食事を管理して2〜3割程度は好きな物を食べましょうということです。
運動も食事もすべて同じで継続することで身体が変わっていきます。身体に悪い食事を1日、2日食べたところで身体に大きな悪影響は出ませんのでその辺はご安心していただけたらと思います。（即発性のアレルギーは除く）
ダイエットと同じでメリハリのある食事を心掛けることで健康な身体を手にいれることができます。