カルシウムの機能について

2023年05月01日

こんにちは
女性のボディメイク・健康増進に特化した指導を行う自由が丘パーソナルジムNICOです。
今回はカルシウムについての解説です。ミネラルの中でも多くの方が存じており、欠乏しやすいミネラルです。しっかり理解する必要があります。

 

1.カルシウムの機能


 

血液中のカルシウム濃度は、比較的狭い範囲に保たれており、濃度が低下すると、副甲状腺ホルモンの分泌が増加し、主に骨からカルシウムが溶け出します。副甲状腺ホルモンが高い状態が続くと、骨からのカルシウムの溶出が大きくなり、骨の粗鬆化のリスクが高まります。
カルシウム欠乏により、骨粗鬆症、高血圧、動脈硬化のリスクが高まります。一方、カルシウムの過剰摂取では高カルシウム血症、高カルシウム尿症、軟組織の石灰化、泌尿器系結石、前立腺癌、鉄や亜鉛の吸収障害、便秘などが生じる可能性があります。
カルシウムは小腸で吸収され、吸収率は成人で25〜30%あります。カルシウムの吸収は、年齢や妊娠、授乳、その他食品により様々な影響を受けます。ビタミンDはカルシウムの吸収を促進させます。

 

2.生活習慣病との関連


 

カルシウムと高血圧、脂質異常症、糖尿病、慢性腎臓病とは、強い関連性は認められていません。
十分なカルシウム摂取量は骨量の維持に必要であり、骨量の維持によって骨粗鬆症や骨折の発症予防が期待されます。
しかし、骨粗鬆症や骨折が生活習慣病として扱うかどうか、そこにおけるカルシウムの意義について検討することが今後の課題と言われております。

 

3.カルシウムを摂取する時の注意点


 

カルシウムを摂取するとしたら皆さんは何を摂取しますか?
おそらく多くの方が牛乳やヨーグルトなどの乳製品をイメージすると思います。確かに乳製品にはカルシウムを摂取するに良い食品ですが、デメリットもあります。
それが乳糖とカゼインです。乳糖は乳に含まれる糖分のことで、ラクトースと言われています。日本人はこのラクトースを分解できる人が少なく、乳製品を摂取するとお腹を下したり、お腹が張るなどの不快感をもたらすことがあります。そしてもう一つのカゼインは乳に含まれるタンパク質のことです。このカゼインは身体を炎症させてしまいます。これらのことから乳製品の積極的な摂取は控えて、ほうれん草や小魚からカルシウムを摂取することをおすすめします!

 

4.最後に


 

カルシウムについて理解できましたか?
意外と若年層の方が骨は弱いと言われていますので、しっかりカルシウムの摂取、ビタミンDの摂取は意識していきたいですね。

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