アトピー性皮膚炎と対処療法

2023年04月10日

こんにちは
女性のボディメイク・健康増進に特化した指導を行う自由が丘パーソナルジムNICOです。
今回はアトピー性皮膚炎と対処療法の関係について解説していきます。この内容は複数の構成で連続投稿していきます。最終的にはどうしたら改善方向に向かうのかまで解説していきますのでお悩みの方は最後まで読んでくださいね。

 

1.アトピー性皮膚炎とは


 

アトピー性皮膚炎は表皮のバリア機能が正常に働くことによって異物の侵入を防ぐのですが、その機能が失われることで抗原が中に侵入してしまい、白血球が反応して炎症が起きてきます。アトピー性皮膚炎を改善するには表皮のバリア機能を正常にすること、すなわち表皮に多く含まれる栄養素を摂取することが大切となってきます。
アトピー性皮膚炎は疲労系と免疫系の疾患になりますので栄養療法で改善する可能性もあります。特に免疫系の関係性が強く、免疫系の疾患には腸内細菌叢へのアプローチが非常に重要になってきます。
慢性疲労や腸内環境が悪い方はアトピー性皮膚炎の症状のリスクが高まりますので注意が必要です。

 

2.アトピー性皮膚炎の標準医療


 

●ステロイド療法
●スキンケア(保湿)
●アレルゲンなどの悪化因子の除去

これらは対処療法になり、もちろん場合によっては重要なことなのですが根本的な解決にはならないので注意しましょう。
ステロイドは依存してしまうと危険で、当然使うたびに効果を感じなくなります。その原因がステロイドは皮膚に塗られた後、細胞内に侵入し、核内受容体のGR(グルココルチコイド受容体)と結合し、炎症抑制効果を発揮します。しかし、GRにはGRαとGRβが存在し、ステロイドと結合能力があるのはGRαのみと言われています。GRβはステロイド利用の度に発現が促進され、GRαとの結合を阻害するようになり、結果的にステロイドの効果が徐々に弱くなっていくのです。
不要になったものは肝臓で解毒されて尿や便で排泄されますので沢山使用することによって肝臓にも大きな負担をかけてしまうことも頭に入れておきましょう。

 

3.最後に


 

今回はアトピー性皮膚炎と対処療法についての解説でした。
ステロイドを局所的に使用するのは良いとしても長期間の使用は身体に負担がくること、改善には腸内環境を整えることがわかりましたね。次回はアトピー性皮膚炎の方が取るべき栄養について解説していきますのでお楽しみに!

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