2023年01月24日
こんにちは
女性のボディメイク・健康増進に特化した指導を行う自由が丘パーソナルジムNICOです。
今回は腰部脊柱管狭窄症についての解説です。
椎間板ヘルニアと同じく腰部の疾患で有名な狭窄症ですが、これも椎間板ヘルニアと同じく腰痛よりも下肢痛になります。
1.腰部の構造と機能
脊柱管とは椎骨が繋がってできたトンネル状の管のことです。脊柱管の周辺には、黄色靭帯、椎間板、椎間関節があります。管の中には脳から続く脊髄神経が通っており髄液で満たされています。脊髄神経は腰椎部分で、馬尾神経や神経根に枝分かれしております。脊柱管の広さは腰を丸めると広がり、反らすと狭くなります。
2.症状と原因
腰部脊柱管狭窄症は60歳を越えると発症しやすくなり、70歳以上の高齢者2人に1人がなる可能性がある身近な疾患です。性別における発症率は男女同等です。
主な症状は間欠性跛行といい、短時間の歩行で臀部から脚にかけての痛みや痺れ、脱力感を生じ、長時間の歩行が困難となります。腰椎を屈曲(丸める)ことで症状が軽減していきますが、重度であれば軽減することはありません。
腰部脊柱管狭窄症の症状は馬尾神経、神経根どちらが圧迫されるかで症状が異なります。
馬尾神経の場合は下肢の痛み、脱力感、膀胱や直腸の障害などがあり、神経根の場合は下肢の痛みや痺れになります。約7割の方が神経根の症状を訴えます。
脊柱管狭窄症の原因は主には加齢で、椎間板や椎間関節の変性、黄色靭帯の肥厚と言われています。
3.ケア・運動指導
病態が重度ではない方には、運動療法、ストレッチ、有酸素運動が推奨されています。
●ストレッチ(背筋群ストレッチ、骨盤後傾エクササイズなど)
●筋力トレーニング(ロールアップ、ヒップリフト、など)
●バランストレーニング(膝立ちバランスエクササイズなど)
4.最後に
脊柱管狭窄症について少しは理解できましたか?
高齢の方がなりやすい疾患でも若い方で狭窄症になる方も当然います。
パーソナルジムNICOではどのようなお客様でも対応できるように幅広い分野でしっかり学んでいっておりますので、身体に痛みがある方でも安心して通っていただけます。
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店舗名:パーソナルジムNICO自由が丘
住所:東京都世田谷区奥沢6-33-12 アスターハイツ303
最寄駅:東急東横線・東急大井町線「自由が丘駅」徒歩3分、東急大井町線「九品仏駅」徒歩7分、東急目黒線「奥沢駅」徒歩8分
営業時間:8:00-22:00
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この記事の監修者
中村 達也(なかむら たつや)
2015年パーソナルトレーナーとして活動開始。 一般人、芸能人、モデル、経営者など幅広く指導を行う。 2021年パーソナルジムNICO自由が丘をオープン。約1年で予約が一杯の状態となる。 2024年パーソナルジムNICO二子玉川をオープン。ジムトレーニング×ピラティスで理想の身体づくりをコンセプトにスタジオを運営。 現在も現場でのセッションを精力的に行い、お客様のフィットネスライフをサポートしている。 |