四十肩・五十肩を理解する(肩関節周囲炎)

2022年07月14日

こんにちは

自由が丘パーソナルジムNICOです。

疼痛で最も多い箇所は肩の痛みになります。

腰ではないところが意外だったと思われます。

肩の痛みの中で特に四十肩や五十肩(肩関節周囲炎)で悩まれている方は多いのではないでしょうか?

今回は四十肩・五十肩についてです。

 

 

1.肩関節の構造と機能


 

肩関節は他の関節と比べて可動域が大きく、様々な方向に動かせる構造となっています。

肩関節は肩甲上腕関節、肩鎖関節、肩甲胸郭関節、肩峰下関節、胸鎖関節で構成されており、肩関節複合体と言われたりもします。

肩関節は可動域が大きく、屈曲、伸展、内転、外旋・内旋、ぶん回しの動きができます。

肩は間接包に包まれており、滑らかに動かすための滑液によって満たされています。

関節包の弾力が失われると、肩関節の動きが悪くなり、可動域制限を起こします。

 

2.症状と原因


 

肩関節周囲炎で生じる症状は、肩関節の痛みと可動域制限になります。

症状が強い場合は夜間痛が生じ、一般的に痛みが出てきて、徐々に可動域制限へと進行します。

 

●肩関節周囲炎の経過

・疼痛期(初期〜3ヶ月。激しい痛みが続く。)

・拘縮移行期(3〜9ヶ月。痛みに伴って可動域制限が生じる。)

・拘縮期(9〜14ヶ月。可動域制限の症状が主となる。)

・寛解期(14〜24ヶ月。痛みと可動域制限が軽減する。)

 

肩関節周囲炎発症の過程はいまだに明らかになっていませんが、加齢による回旋筋腱板の変性や血流障害によって肩甲上腕関節や肩峰下滑液包の滑膜に炎症が起こり、関節を動かさないことによるメカニカルストレスの不足(運動不足)や免疫反応が原因と言われています。

糖尿病を有する方は、発症率が増加することがわかっています。

 

3.ケアと予防


 

●推奨されている非薬物療法

・関節可動域エクササイズ

・ストレッチ

・関節モビライゼーション

・温熱療法

・レーザー療法

 

疼痛期、拘縮期、寛解期それぞれで主にやることは決まってきます。

エクササイズやストレッチなどは初期からもおこなって良いとされていますが、強度には十分に気をつけて行う必要があります。

肩関節の可動域を取り戻すには肩関節へのアプローチだけでなく、胸椎の可動性や骨盤のアライメントもチェックし、修正していくことも必要です。

 

4.最後に


 

四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)は加齢に伴い多くの方が発症します。

現に私のお客様もそのような症状になって来られる方もいます。

発症の明確な原因は解明されていませんが、できるだけ発症率を軽減するためにも身体のアライメントや可動域を整える必要はありますね。

野球やゴルフなどの競技をされている方は偏った動きになるので日頃のケアはしっかりしておくことをオススメします。

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