2022年06月20日
こんにちは
自由が丘パーソナルジムNICOです。
ここ数日、一気に気温が上昇して暑さが増してきました。
皆さんは運動中はしっかりと水分補給はされていますか?
運動中に飲む代表的な飲み物がスポーツドリンクです。
今回はスポーツドリンクの簡単な知識と種類や選び方についてご説明していきます。
1.スポーツドリンクの効果
スポーツドリンクは水分やナトリウム、運動時のエネルギー源になる糖質も含まれています。
スポーツドリンクは糖質をどれくらいの濃度にするかで身体のパフォーマンスが変わってきます。
取り過ぎればパフォーマンスは低下しますし、少な過ぎてもパフォーマンスは向上しません。
糖質の消化、吸収において律速段階の一つとなっているのが、胃から小腸に送り出される段階です。
この消化、吸収をスムーズにおこなうことがスポーツドリンクを摂取してパフォーマンスを高める鍵となってくるのです。
ベストな糖濃度は6〜8%と研究でわかっており、それ以下でも以上でも長時間の運動パフォーマンスは低下します。
粉末状のスポーツドリンクを使用する場合、定められている量より多くの水を使って薄めたり、定められた量の粉末を入れなかった経験はありますか?
各メーカーは科学的根拠を基に量を設定していますので、推奨されている量で飲むことをお勧めします。
2.スポーツドリンクに含まれる糖質
運動時に糖質を補給することで持久的な運動パフォーマンスが改善することは明らかになっています。
糖質を素早く体内へ供給する場合にはブドウ糖だけでなく一部を果糖にして摂取した方が効果的です。
ブドウ糖はSGLT1、果糖はGLUT-5という輸送体によって体内に吸収されます。
ブドウ糖だけを大量に摂取した場合は、SGLT1だけが使われ、糖の吸収が追いつかずに小腸に糖が残ってしまいます。
結果、腹痛や下痢などの症状を引き起こす場合もあります。
果糖の摂取をすることでGLUT-5を使い、小腸での吸収を促進させます。
摂取量としては、毎分1gの糖質(1.0g/分)が推奨されています。
3.スポーツドリンクの種類
スポーツドリンクにはハイポトニックとアイソトニックがあります。
この二つの違いは浸透圧です。
ハイポトニックは体液よりも浸透圧が低く、アイソトニックは体液と同じ浸透圧になります。
浸透圧とは、ある分子が多く存在している溶液と、少なく存在している溶液が半透膜で仕切られた状態の場合、低浸透圧の溶液から高浸透圧の溶液へと水分が移動し、高濃度の溶液を薄めようと働くことを言います。
ですのでハイポトニックを摂取した場合は血液の方が高濃度の溶液となるため、水分が移動しやすくなるので吸収速度が速いのがメリットです。
一方アイソトニックは糖質が多く含まれていますのでエネルギー補給に適しています。
4.市販されているスポーツドリンクの種類
●ハイポトニック
・アミノバリュー
・アミノバイタル
・ヴァームウォーター
・アクエリアス ゼロ
・ポカリスエット イオンウォーター etc.
●アイソトニック
・ポカリスエット
・アクエリアス
・ビタミンウォーター
・グリーンダカラ etc.
5.最後に
いかがでしたか?
使い方によっては非常に優れたものがスポーツドリンクです。
しかし、当然飲み過ぎは返って健康を害するので、激しい運動をする場合や炎天下で長時間外で作業する場合などタイミングよく摂取しましょう。
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